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ブロックチェーンがよ〜くわかる本①

金融系のシステム会社に勤めていながら、今流行りのブロックチェーンについて知識が皆無だった。

そこで、前々からネットに転がっている記事を読んで勉強した気になってたいたが、やることなくて暇だしせっかくならと本を1冊買ってみた。

 

図解入門 最新ブロックチェーンがよ~くわかる本

図解入門 最新ブロックチェーンがよ~くわかる本

 

 

昔読んだ本の中に、読む本は今の自分の知識レベルに合った本を読むべきである、とあったので、それに従い初心者にも優しそうな本を買ってみた。

この本の紹介をかねて、「ブロックチェーン」と何か、そして「ブロックチェーン」とは切っても切れない関係の「ビットコイン」について書いていきたい。

 

ビットコインとは

ブロックチェーンについてかく前に、まずはビットコインについて。

ビットコインは2008年にsatosh nakamotoという名義で発表された論文(※1)を元に、2009年からプログラムとして実装されている仮想通貨である。仮想通貨とは、簡単に言うとインターネット上で世界中どこでも使えるお金である。

satosh nakamotoはこのビットコインを使う事で、お金のやりとりを金融機関という第三者の介在を無くそうとしたのである。

そして、このビットコインでのお金のやりとりをするために必要となる技術がブロックチェーンだ。

 

 

ブロックチェーンについて

例えば、nanaco等の電子マネーは、電子マネーの管理会社(?)がサーバーで個人の残高や取引履歴を記録している。これはいわゆる第三者を介在している状態である。

 

では第三者を介在しなくなったらどうなるか。

 

例えば、Aさんが1000円持っていたとしよう。他人からはAさんがいくら持っているかはわからない。ここで、Aさんが、友人のBさんとCさんそれぞれに、1000円あげるよ、といったしたらどうなるか。

BさんとCさんは、Aさんが1000円しか持っていないことを知らない。その上、BさんはCさんとAさんの約束、CさんはBさんとAさんの約束を知ることもできない。その為、この嘘を見破ることはできない。

 

つまり、第三者を介在させない場合、

①取引履歴を記録する

②取引履歴は全員で共有する

③取引履歴は改竄されてはならない

のである。

 

上記の3点をできるようにしたのが、ブロックチェーンなのだ。

 

 

※1英語:https://bitcoin.org/bitcoin.pdf

 日本語:http://kogarashi.net/pitchblende/wp-content/uploads/2014/03/BitcoinWhitepaperJapanese.pdf