第3回さいたま国際マラソン①
二年ほど前からランニングをはじめた。
きっかけは友人から駅伝大会に出ようと誘われたからである。
ちなみに、誘われたのはこの大会。一人5キロで1チーム6人も参加できる駅伝大会はなかなか珍しいので、走るのが好きな人たちが周りにたくさんいる場合はぜひ参加してを検討してほしい。
最初は5キロ走るのもやっとだったが、徐々に走る距離をのばしていき2016年11月に初フルマラソンとして、第2回さいたま国際マラソンに出場した。
今回は、そのリベンジとして出場した第3回さいたま国際マラソンについて書いていきたい。
第2回さいたま国際マラソン公式サイト
saitama-international-marathon.jp
第3回さいたま国際マラソン公式サイト
saitama-international-marathon.jp
■さいたま国際マラソンの良いところと、たまにキズなところ
まずは、良いところから
①エントリーが抽選ではない、必要なのは参加したい気持ちだけ
昨今のマラソンブームのおかげで、あらゆるメジャーな大会は抽選になり参加するのに運が必要になった。
そんな中、さいたま国際マラソンはまだ出来たてな大会なおかげか、はたまたコースがきつい為か、運は必要ない、必要なのは参加したい気持ちだけ。
エントリー開始日だけわかっていれば、誰でも参加できる。エントリー開始と同時に枠が埋まるわけではないので、リロードキーを連打する必要もない。
抽選がないことのメリットは、みんなで参加出来ることだ。みんなで誘い合って出れば、辛い練習も頑張れる。走り終わった後の打ち上げもみんなでレースを振り返りながら楽しくお酒が呑める。
ちなみに、自分は全部で9人の友人と参加した。
②会場までのアクセスが良い
さいたま国際マラソンのスタートとゴールは、さいたまスーパーアリーナだ。最寄駅はさいたま新都心駅で、京浜東北線と宇都宮線・高崎線が通っている。
東京駅からさいたま新都心駅まで30分弱、最寄駅から会場まで徒歩5分という好立地で、地方のマラソン大会にあるような余計なバス移動も必要ない。
朝の早起きも必要無いし、会場が広いのでストレッチエリアも十分に確保できる。
③ボランティアスタッフが優しい
おそらく地元の中高生であろうか、沿道のボランティアスタッフが非常によく声を掛けてくれる。そんな若い子たちに応援されたら、頑張りたくなってしまうのは当然である。
④沿道の応援が多い
ボランティアスタッフに合わせて、観客(?)の方々の応援もはげみになる。
特に、一番辛い30キロを過ぎたあたりからの応援が多く、非常にありがたかった。
⑤世界のトップ選手とすれちがえる
当大会には女子のプロ選手が招待選手として参加している。彼女たちは一般参加者より30分早くスタートしているため、15キロを走っているあたりで、折り返して帰ってきた選手とすれ違うことができる。プロのスピードを間近で見ることができるのだ。
⑥オールスポーツの撮影スポットが多い
フルマラソンは走るだけでは面白くない。やはり沿道の人とハイタッチする、沿道の応援に応える、そして写真を撮られるときはポーズをとる、のが鉄則である。
オールスポーツの撮影スポットが7ヶ所ほどあるので、後日アップされた写真を見るのが非常に楽しい。
続いて、たまにキズなところ
①コースがきつい
特に後半のアップダウンがきつい。30キロを超えたあたりでなんで登りがこんなにあるんだよ、とついつい口に出てししまう。しかもその登りが急なのなんのって。
後半厳しいのがわかっているからこそ、それに合わせた練習をするのだけれども。
ただ、これだけ厳しいコースを一切歩かない、もしくは好記録を出すことができれば、相当な自信になるはず。
②参加費がちょっと高い
普通のマラソン大会は1万ほどで参加できるが、この大会に関しては1.5万円かかる。(さいたまスーパーアリーナの利用料が高いためらしい)
自分はそれだけの価値があると思っているので、全く気にならないが、気になる人は気になるであろう。
③大会前にゼッケンを取りに行かなければいけない
大会前日または前々日に会場のさいたまスーパーアリーナまでゼッケンを取りに行かなければいけない。
代理による取引は不可、当日のゼッケン引き取りも不可、であるので、ちょっと面倒臭い。
④制限時間がちょっと厳しい
当大会の制限時間は6時間である。東京マラソンの制限時間が7時間であること、またコースがきついことから、制限時間はちょっと厳しめである。
走りはじめの人がたいして練習もせず参加すると、痛いめをみると思う。
もろもろ書いてきたが、結論を言えば個人的には何度も参加したいと思う大会だ。
コースが厳しいということは、逆を言えばこの大会に向けて練習するかいがあるという事だし、結果を出せば自信にもつながる。
ランネットで評価が低いようであるが、自分に言わせれば贅沢を言いすぎ。こんな恵まれた環境で走れる事にもっと感謝するべきだと思う。
興味のある人はぜひ参加してほしいし、迷っている人はとりあえずエントリーすればあとは練習するだけだ。