気になった話題〜相対性理論の検証〜
非常に興味深い記事を見つけたので、紹介したい。
簡単に言うと、アインシュタインの提唱した相対性理論は現実世界で実際にどうなっているかを光格子時計を使って検証しよういうのだ。
この記事について、見ていきたい。
■相対性理論とは
そもそも相対性理論とは何か。聞いたことはあるが、よくしらいないという人が多いのではないだろうか。
アインシュタインは、当時相対性理論について子供に尋ねられたとき、
「相対性理論とは、君が嫌いな勉強している時と、好きな子と過ごしている時で時間の経つ早さが違う事さ」
と、言ったらしい。
だいぶ前にテレビで聞いた内容なので、正確ではないかもしれない。相対性理論の概要から考えるとあっているような、間違っているような微妙な感じだ。
多分、アインシュタインは立場によって、時間の経つ早さが違うとう事を伝えたかったんだと思う。
NHKの記事にも書いてあるが、地上よりも高所の方が重力による時空の歪み弱くなる為、時間の進みが遅くなるのだ。
相対性理論についてはネットに解説記事がゴロゴロ転がっているので、そちらを参照して欲しい。
■光格子時計とは
理論上、地上とスカイツリーのてっぺんでは45万年で1秒の時間差が生じる。
言い換えると、スカイツリーのてっぺんで1秒経過する間に、地上では1.000002秒経過するのだ。
こんな微小な誤差を検出できるのが東京大学の香取教授が開発した光格子時計だ。
18桁の単位で計測できるらしい。
100万個のセシウム原子が吸収するマイクロ波の振動数を計測してるみたいなのだが、計測した振動数からどのように時間を割り出しているのかが、全くわからなかった。
わかる人はぜひ教えてほしい
理系の自分にとっては非常に興味深い記事だったので、自分の勉強がてら今回の記事に取り上げて見た。NHKの記事にも書いてあるが、今回の検証が将来的にどのように役立っていくのか楽しみにしていきたい。
結果も楽しみだが、そのシステムが生まれるまでどのような道筋があったのか知っていることは、将来何かの役に経つはずだ。
p.s.1
相対性理論については、こちらの本を読む事をおすすすめしたい。
相対性理論から今話題の超ひも理論までわかりやすく解説してくれている。
発売日が古い為内容的には最新ではないかもしれないが、入門書としてとっつきやすいと思う。
重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書)
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p.s.2
記事を書く上でネットサーフィンしていたら、こんな記事を見つけた。
7年前に実験しとるがな、、、
世界でもあんまり類を見ない実験なのかなと思っていたら、調べてみると結構やってるみたい。
おそらく今回のは、
①作った時計の精度を示すために行う
②話題性をもたらすために、スカイツリーを使った
のだろう。(なんか曲がった考え方しかできない自分が恥ずかしい、、)
一つの記事を深掘りすると色々わかって面白い。