第3回さいたま国際マラソン④
さて、やっと走り始めてからについて書いていきたい。ここまで長かった。
コースと関門についてはこちらを参照してほしい。
■0〜5km
スタート時間:09:43:04(rank 2951)----|
|----00:27:54
5km通過時間:10:10:58(rank 3287)----|
前回書いたように、スタート地点が日陰だったため、体が冷え切ってしまい思うように体が動かなかった。
さらに、Bグループだったこともあり周りがかなり早かったため、抜かされる抜かされる。
たった5kmで300位以上も落とすというガンなえなスタートだった。
ただ、この5km間で楽しみにしていたポイントがある。
それはサンバ隊とのコミュニケーションだ。
3km付近、高速道路の下、左手にサンバ隊のおねーちゃん達が応援してくれている。
こんなものフツーの男だったらハイタッチしに絡みに行くしかないだろう。
2km過ぎたあたりから左側に走路をずらしていく。
高速道路に近づくとお目当のおねーちゃん達が見えてきた。彼女達が目の前に来た瞬間、
イェーーーーーイ!!!
大声を張り上げ、左手を差し出しながら駆け抜けていく。
この一瞬を楽しむ為にマラソンをしていると言っても過言ではない。
寒さがぶっ飛んだ瞬間だった。
最初の給水ポイントで、「残り15個」みたいな張り紙があったので、レース中での給水ポイントかなと思ったが、そのポイントでの給水箇所の数だった。
つまり5km地点に道の左右合わせて15個の給水ポイントがあるという事だ。
この張り紙があったのでいつまでに水を取らなければいけないのかがわかりやすかった。
張り紙のおかげか、普通のレースよりは水の撮る位置が分散されていたと思う。
■5〜10km
5km通過時間:10:10:58(rank 3287)-----|
|----00:26:49
10km通過時間:10:37:47(rank 3361)----|
最初の5kmより1分ほどペースをあげた。
周りにかなりつられてペースが上がったというのもあるが、それでもまあ抜かれる抜かれる。
一番悔しかったのは、ピカチュウの着ぐるみを纏ったランナーに抜かれたこと。
応援している方の目線も全部そっちにいくので、応援に答えようとしても全て無となる。後半待ってろよ、と心に固く誓った。
ちなみに今話題のスーツ姿で走るランナーや、お父さん代表にも抜かれた。
ペース自体は悪くなかったが、精神的に我慢の時間だった。
■10〜15km
10km通過時間:10:37:47(rank 3361)----|
|----00:26:36
15km通過時間:11:04:23(rank 3211)----|
やっと順位が上がった。
橋の登りでみんなペースが下がるなか、逆にペースをあげた事で颯爽と抜き去ったのが要因だ。
上り坂は多少無理してでも、さっさと登り切るのが得策だと思っている。早く走ろうが、ゆっくり走ろうが、坂は辛いのだ。
走りながら、今回はこのペースで行って見るかと決断した区間でもあった。
もともと、30kmくらいまでは1km 5分30秒で走り、後半1km 6分に落ちるペースを考えていたのだが、このペースだったらいける割といけるかもしれないと考え5分20秒弱で行ってみる事にした。
13km付近の浦和大学付近では、ブラスバンドの演奏があった。
そして反対側には、折り返してくる選手達のために給水スタッフがすでにスタンバイしていた。
「頑張ってください、帰ってくるの待ってます!!」
黄色い声が飛び交う。
「頑張ります、待っててください!!!」
恥ずかし気もなく、手を振りながら応えてしまった。ほぼ条件反射。
「帰ってくるの待ってます」、なんて若い女の子に言われたら、応えるのが男の筋だろう。
20,30m近く離れていたので、かなり大声だったと思う。
周りのランナーの方々はバカが混じってると、思われた事だろう。
ただ、まぁこういう事をする為にマラソンに走っているので多めに見て欲しい。
気になった話題〜相対性理論の検証〜
非常に興味深い記事を見つけたので、紹介したい。
簡単に言うと、アインシュタインの提唱した相対性理論は現実世界で実際にどうなっているかを光格子時計を使って検証しよういうのだ。
この記事について、見ていきたい。
■相対性理論とは
そもそも相対性理論とは何か。聞いたことはあるが、よくしらいないという人が多いのではないだろうか。
アインシュタインは、当時相対性理論について子供に尋ねられたとき、
「相対性理論とは、君が嫌いな勉強している時と、好きな子と過ごしている時で時間の経つ早さが違う事さ」
と、言ったらしい。
だいぶ前にテレビで聞いた内容なので、正確ではないかもしれない。相対性理論の概要から考えるとあっているような、間違っているような微妙な感じだ。
多分、アインシュタインは立場によって、時間の経つ早さが違うとう事を伝えたかったんだと思う。
NHKの記事にも書いてあるが、地上よりも高所の方が重力による時空の歪み弱くなる為、時間の進みが遅くなるのだ。
相対性理論についてはネットに解説記事がゴロゴロ転がっているので、そちらを参照して欲しい。
■光格子時計とは
理論上、地上とスカイツリーのてっぺんでは45万年で1秒の時間差が生じる。
言い換えると、スカイツリーのてっぺんで1秒経過する間に、地上では1.000002秒経過するのだ。
こんな微小な誤差を検出できるのが東京大学の香取教授が開発した光格子時計だ。
18桁の単位で計測できるらしい。
100万個のセシウム原子が吸収するマイクロ波の振動数を計測してるみたいなのだが、計測した振動数からどのように時間を割り出しているのかが、全くわからなかった。
わかる人はぜひ教えてほしい
理系の自分にとっては非常に興味深い記事だったので、自分の勉強がてら今回の記事に取り上げて見た。NHKの記事にも書いてあるが、今回の検証が将来的にどのように役立っていくのか楽しみにしていきたい。
結果も楽しみだが、そのシステムが生まれるまでどのような道筋があったのか知っていることは、将来何かの役に経つはずだ。
p.s.1
相対性理論については、こちらの本を読む事をおすすすめしたい。
相対性理論から今話題の超ひも理論までわかりやすく解説してくれている。
発売日が古い為内容的には最新ではないかもしれないが、入門書としてとっつきやすいと思う。
重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書)
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p.s.2
記事を書く上でネットサーフィンしていたら、こんな記事を見つけた。
7年前に実験しとるがな、、、
世界でもあんまり類を見ない実験なのかなと思っていたら、調べてみると結構やってるみたい。
おそらく今回のは、
①作った時計の精度を示すために行う
②話題性をもたらすために、スカイツリーを使った
のだろう。(なんか曲がった考え方しかできない自分が恥ずかしい、、)
一つの記事を深掘りすると色々わかって面白い。
第3回さいたま国際マラソン③
いよいよ、出走日について書いていきたい。
ちなみに当日のスケジュールはこんな感じ。
7時30分:会場オープン
8時 :荷物預かり開始(確か)
9時30分:荷物預かり締め切り&スタートへの入口閉門
9時40分:スタート
■スタート前〜会場入り前〜
一般フルマラソンランナーのスタート時間は9時40分、会場には7時30分から入れる。
当日は、7時30分に最寄駅に到着したが、とりあえずホームのトイレは長蛇の列が出来ていた。
余談だが、やはりこういう大会のポイントはトイレである。トイレでいかにストレスをためないかを最優先にするべきだと思っている。
なので、こういう大きな大会の時は、多少歩いてでも人気のないトイレを探すことにしている。とにかく並ぶのが馬鹿らしいと考えているためだ。去年の経験から穴場のトイレを知っているのでそこまでは我慢することにした。(案の定行って見たらガラガラだった。)
ちなみに駅前は、そこまでゴミゴミしていなかった。友人達と待ち合わせをしていたが、なんの苦もなく集合できた。
また、駅前ではすでにボランティアの方々が集まっており、身の引き締まる思いだったのを覚えている。
■スタート前〜会場入り後〜
会場に入る直前でゼッケン確認と手荷物検査を受けて、いよいよ会場入りをした。
ちなみに、参加者以外は会場内に入れないので要注意だ。朝一にアップ前から応援に駆けつけようとしても、門前払いを受けてしまう。
会場内では、基本的に人様に迷惑をかけない場所ならどこで荷物を広げて問題ない。
自分は9人の大所帯だったが、全員十分にストレッチスペースを確保できた。多少遅く行っても十分スペース等は確保できると思う。
更衣室は行っていないのでなんとも言えない。走る前に、あんなむさ苦しそうな場所にいく気は全くおきない。別に誰に見られてる訳でもないのだから、着替えてくればいいのにといつも思っている。
トイレは自分のおすすめトイレスポットをフル活用したため、 ノーストレスだった。
「大」は空く時間を見越して9時過ぎまでまった,「小」は全く待ちなしで2,3回済ました。これぞ出走前のあるべき姿だ。
アップは、3階にあるテラスが使用できる。割と広い上に、人もそんないないので、ダッシュくらいなら普通にできる。
9時に友人達と健闘讃えあい、一時解散した。
荷物預かりもスムーズにでき、出走準備は全くなんの不満もなく終わった。
■スタート前〜スタート地点での待ち時間〜
ひたすらに寒い。快晴だったが、ひたすらに風が強いし冷たい。
アップで温めた体が無駄にになった。
もちろん防寒対策として、40lのビニール袋をコンビニで買って着ていた。しかしそれも、スタート地点への入口を出るまで。
入口を出た瞬間、太陽も出ていて日なただった事もあり、「暑いじゃん」と思い、一瞬で捨てた。アップ直後から30分、汗ばみからも着ていたビニール袋を捨てた。
ところがである。いざ自分のスタートブロックに行ってみると、まさかの日陰。
真上に歩道橋かかっていて木漏れ日も入ってこないし、次の日なたまで100m近くある。
スタート地点に並び始めたのが9時20分なので、スタートまでの20分間はひたすら辛かった。
皆さんにはぜひ、ビニール袋を5キロ地点まで着ておくことを強くオススメしたい。
スタート直前まで書いてきたが、最後に一言だけ。
会場の事でとやかく言う人が多いが、不便なことは絶対ない。断言する。
100%完璧な会場なんてものは存在しない、あるものをそのまま受け入れたらそれは不満も出るだろう。
ただ、自分でちょっと工夫をすれば、十分満足できる環境になるのだ。
色々な大会に出場してきたが、さいたまスーパーアリーナは一番良い会場だ。
大会に参加される方は、ぜひ会場の利益を享受してもらいたい。
ブロックチェーンがよ〜くわかる本②
前回はビットコインと、ブロックチェーンの関係性について書いた。
簡単に言うと、ビットコインはインターネット上のお金であり、そのお金を銀行のような第三者機関なしで受け渡ししようとするのに必要な仕組みがブロックチェーンだ。
ブロックチェーンの役割は
①取引履歴を記録する
②取引履歴を全員で共有する
③取引履歴を改竄させない
の3点である。
今回は実際にその仕組みについて書いていきたい。
ブロックチェーンの仕組みは非常にざっくり言うと、
①トランザクション(取引内容)の収集
⇩
②ブロックの形成
⇩
③トランザクションの収集
⇩
④ブロックの形成
・
・
である。要するに、一定時間にあった取引のトランザクション情報を集めて、それらを一つのブロックと呼ばれるデータの塊にするだけである。
本当はもっともっと複雑な仕組みがあるのだが、一旦はこれだけわかっていれば良いと思う。これからその詳細について書いていく。
それでは、トランザクションから。
まず、預金通帳を思い浮かべてほしい。
自分の預金口座1つに、預金通帳は何枚あるだろうか。1枚である、当たり前だ。
預金通帳には、その講座のお金やりとりが全て記録される。(1ページに20件ほど記録が残ったと思う。)
これは信頼できる第三機関が管理しているからこそ、成せる方法である。
というのも、第三者が記録を全部管理しているから、改竄も容易に出来ないからだ。
それでは、ここから第三者機関を無くしたらどうなるか。そう、誰も見ていないので、預金通帳の値を改竄できまくりである。
という事で、ブロックチェーンには預金通帳のようなお金のやり取りを一つにまとめるようなものは存在しない。それではビットコインをどのように管理するのか。
それは、1度お金のやり取りを1トランザクションという形で記録するのだ。どういうことか。
例えば、Aさんが所持金の1000円をBさんに200円あげるとしよう。
この場合、預金通帳があれば、
残高 1000円
引出 -200円
残高 800円
と、だいたい3行くらいのお金のやりとりが記録される。
しかし、ブロックチェーンの場合、このようなデータの記録となる。
インプット アウトプット
1000円 → 200円・・・Bさんへ
→ 800円・・・Aさんへ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↑ 1トランザクション
インプットとアウトプットという形で、一度のお金のやりとりが1トランザクションとして残るのだ。特筆すべきは、アウトプットには、自分へ送金するという記録を残すことだ。
ここからさらに、Aさんがお金のやり取りをしたとすると、このようになる
インプット アウトプット インプット アウトプット
1000円 → 200円
→ 800円 → 800円 → 200円・・・Cさんへ
→ 600円・・・Aさんへ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もうわかっていただけたと思うが、このようにトランザクションが連なっていく。
そして、この連なったトランザクションがブロックとなってまた別のブロックが連なる。
このような仕組みから、ブロックチェーンと呼ばれているのだ。
しかし、この方法だと確かに取引記録は数珠つなぎになっていくので、全ての記録は残せるが、改竄はどのように防ぐのだろうか。
本気を出せばできるような気もしてしまう。
その点については、次回ブロックの説明の時に詳しく書いていきたい。
第3回さいたま国際マラソン②
前回、良いところとたまにキズなところを書いたので、今回は時系列的なものを書きたいと思う。
■エントリー
本大会にエントリーしたのは、2017年5月22日。
リベンジしたいと思っていたので、去年の申し込み開始日を考慮して、毎日RUNNETを調べていた。
自分はエントリー開始日に申し込んだが、前回書いたように抽選になるような大会ではないので、2,3週間たってからも問題なく申込ると思う。
ちなみに、さっき調べていたら、今年の大会の申し込みにこんな特典があったみたいだ。全くしらなった。
saitama-international-marathon.jp
■ゼッケン受け取りまで
特に、荷物が届くわけでもなくただメール連絡がくるだけだ。
そのメールも「大会直前インフォメーション」というタイトルで、10月30日にきた。大会2週間前だ。
ただ、ここに書いてある内容が非常に大事なので要チェックである。
書いてある内容としては、
・大会の前日/前々日に会場でナンバーカードを入手(受け付け)してくださいという連絡
・受付時に必要なものリスト
・受付と大会当日のスケジュール
である。
特に、受け付け時に必要なものはきちんと読まないと忘れてしまうので要注意だ。
■レース前日〜受付〜
受付は金曜日の15時〜21時と、土曜日の9時〜18時の二日間。
自分は家もそこまで遠くないので、土曜の朝一から友人と向かった。
所要時間は早ければ10分もかからない。
というのもの、本当にナンバーカードと記念Tシャツを受け取るだけだからだ。
pumaが会場内で出店をしているので、買い物好きな人はよってしまうかもしれないが、それほど大きくないので30分あれば十分であろう。ちなみに、今年はここの店員が可愛かったので、来年も期待したい。(やはりスポーツショップに勤めている女性には惹かれてしまう)
あとは、サプリメントの販売も行なっていた。わざわざどこかに買いに行かなくても、ここで十分レース中のサプリは揃うはずだ。
さあここまできたら、あとは家に帰って次の日に備えるだけ。
と、思っている人は甘い。
ランナーたるもの、カーボローディングをしなければならない。
という事で、さいたま新都心から一本という事で、上野のこのお店にお世話になった。
お昼から2000円のビュフェだ。
白米・松茸ご飯・ゆかりご飯、と食べる人を飽きさせないご飯のバラエティ。
自然食をうたっているだけあって、脂っこいものはほとんどなく、野菜メインで食べても決して食べ飽きる事なく満腹になれる。
イチオシはカレーだ。
一見、何も具材が入っていないようであるが、食べてみるとなるほど、煮込みすぎて野菜がとけたのだとわかる濃厚さ。
ちょっとお昼にしてはお高いが、レース前にはもってこいの食事だと思う。
レース前日までの流れを書いたが、一番大事なのは受付だ。
正直、メールも気づかなくても問題ない。ただ、受付だけは忘れてはダメだ。
代理でのナンバーカード引受はできないので、地方の人は早めに前乗りする必要があるし、東京近郊の人も1万8000人も取りに来るので、朝早い時間帯に行ってできる限りストレスフリーに受付を済ました方が良いだろ。
第3回さいたま国際マラソン①
二年ほど前からランニングをはじめた。
きっかけは友人から駅伝大会に出ようと誘われたからである。
ちなみに、誘われたのはこの大会。一人5キロで1チーム6人も参加できる駅伝大会はなかなか珍しいので、走るのが好きな人たちが周りにたくさんいる場合はぜひ参加してを検討してほしい。
最初は5キロ走るのもやっとだったが、徐々に走る距離をのばしていき2016年11月に初フルマラソンとして、第2回さいたま国際マラソンに出場した。
今回は、そのリベンジとして出場した第3回さいたま国際マラソンについて書いていきたい。
第2回さいたま国際マラソン公式サイト
saitama-international-marathon.jp
第3回さいたま国際マラソン公式サイト
saitama-international-marathon.jp
■さいたま国際マラソンの良いところと、たまにキズなところ
まずは、良いところから
①エントリーが抽選ではない、必要なのは参加したい気持ちだけ
昨今のマラソンブームのおかげで、あらゆるメジャーな大会は抽選になり参加するのに運が必要になった。
そんな中、さいたま国際マラソンはまだ出来たてな大会なおかげか、はたまたコースがきつい為か、運は必要ない、必要なのは参加したい気持ちだけ。
エントリー開始日だけわかっていれば、誰でも参加できる。エントリー開始と同時に枠が埋まるわけではないので、リロードキーを連打する必要もない。
抽選がないことのメリットは、みんなで参加出来ることだ。みんなで誘い合って出れば、辛い練習も頑張れる。走り終わった後の打ち上げもみんなでレースを振り返りながら楽しくお酒が呑める。
ちなみに、自分は全部で9人の友人と参加した。
②会場までのアクセスが良い
さいたま国際マラソンのスタートとゴールは、さいたまスーパーアリーナだ。最寄駅はさいたま新都心駅で、京浜東北線と宇都宮線・高崎線が通っている。
東京駅からさいたま新都心駅まで30分弱、最寄駅から会場まで徒歩5分という好立地で、地方のマラソン大会にあるような余計なバス移動も必要ない。
朝の早起きも必要無いし、会場が広いのでストレッチエリアも十分に確保できる。
③ボランティアスタッフが優しい
おそらく地元の中高生であろうか、沿道のボランティアスタッフが非常によく声を掛けてくれる。そんな若い子たちに応援されたら、頑張りたくなってしまうのは当然である。
④沿道の応援が多い
ボランティアスタッフに合わせて、観客(?)の方々の応援もはげみになる。
特に、一番辛い30キロを過ぎたあたりからの応援が多く、非常にありがたかった。
⑤世界のトップ選手とすれちがえる
当大会には女子のプロ選手が招待選手として参加している。彼女たちは一般参加者より30分早くスタートしているため、15キロを走っているあたりで、折り返して帰ってきた選手とすれ違うことができる。プロのスピードを間近で見ることができるのだ。
⑥オールスポーツの撮影スポットが多い
フルマラソンは走るだけでは面白くない。やはり沿道の人とハイタッチする、沿道の応援に応える、そして写真を撮られるときはポーズをとる、のが鉄則である。
オールスポーツの撮影スポットが7ヶ所ほどあるので、後日アップされた写真を見るのが非常に楽しい。
続いて、たまにキズなところ
①コースがきつい
特に後半のアップダウンがきつい。30キロを超えたあたりでなんで登りがこんなにあるんだよ、とついつい口に出てししまう。しかもその登りが急なのなんのって。
後半厳しいのがわかっているからこそ、それに合わせた練習をするのだけれども。
ただ、これだけ厳しいコースを一切歩かない、もしくは好記録を出すことができれば、相当な自信になるはず。
②参加費がちょっと高い
普通のマラソン大会は1万ほどで参加できるが、この大会に関しては1.5万円かかる。(さいたまスーパーアリーナの利用料が高いためらしい)
自分はそれだけの価値があると思っているので、全く気にならないが、気になる人は気になるであろう。
③大会前にゼッケンを取りに行かなければいけない
大会前日または前々日に会場のさいたまスーパーアリーナまでゼッケンを取りに行かなければいけない。
代理による取引は不可、当日のゼッケン引き取りも不可、であるので、ちょっと面倒臭い。
④制限時間がちょっと厳しい
当大会の制限時間は6時間である。東京マラソンの制限時間が7時間であること、またコースがきついことから、制限時間はちょっと厳しめである。
走りはじめの人がたいして練習もせず参加すると、痛いめをみると思う。
もろもろ書いてきたが、結論を言えば個人的には何度も参加したいと思う大会だ。
コースが厳しいということは、逆を言えばこの大会に向けて練習するかいがあるという事だし、結果を出せば自信にもつながる。
ランネットで評価が低いようであるが、自分に言わせれば贅沢を言いすぎ。こんな恵まれた環境で走れる事にもっと感謝するべきだと思う。
興味のある人はぜひ参加してほしいし、迷っている人はとりあえずエントリーすればあとは練習するだけだ。
ブロックチェーンがよ〜くわかる本①
金融系のシステム会社に勤めていながら、今流行りのブロックチェーンについて知識が皆無だった。
そこで、前々からネットに転がっている記事を読んで勉強した気になってたいたが、やることなくて暇だしせっかくならと本を1冊買ってみた。
昔読んだ本の中に、読む本は今の自分の知識レベルに合った本を読むべきである、とあったので、それに従い初心者にも優しそうな本を買ってみた。
この本の紹介をかねて、「ブロックチェーン」と何か、そして「ブロックチェーン」とは切っても切れない関係の「ビットコイン」について書いていきたい。
■ビットコインとは
ブロックチェーンについてかく前に、まずはビットコインについて。
ビットコインは2008年にsatosh nakamotoという名義で発表された論文(※1)を元に、2009年からプログラムとして実装されている仮想通貨である。仮想通貨とは、簡単に言うとインターネット上で世界中どこでも使えるお金である。
satosh nakamotoはこのビットコインを使う事で、お金のやりとりを金融機関という第三者の介在を無くそうとしたのである。
そして、このビットコインでのお金のやりとりをするために必要となる技術がブロックチェーンだ。
■ブロックチェーンについて
例えば、nanaco等の電子マネーは、電子マネーの管理会社(?)がサーバーで個人の残高や取引履歴を記録している。これはいわゆる第三者を介在している状態である。
では第三者を介在しなくなったらどうなるか。
例えば、Aさんが1000円持っていたとしよう。他人からはAさんがいくら持っているかはわからない。ここで、Aさんが、友人のBさんとCさんそれぞれに、1000円あげるよ、といったしたらどうなるか。
BさんとCさんは、Aさんが1000円しか持っていないことを知らない。その上、BさんはCさんとAさんの約束、CさんはBさんとAさんの約束を知ることもできない。その為、この嘘を見破ることはできない。
つまり、第三者を介在させない場合、
①取引履歴を記録する
②取引履歴は全員で共有する
③取引履歴は改竄されてはならない
のである。
上記の3点をできるようにしたのが、ブロックチェーンなのだ。
※1英語:https://bitcoin.org/bitcoin.pdf
日本語:http://kogarashi.net/pitchblende/wp-content/uploads/2014/03/BitcoinWhitepaperJapanese.pdf